【 黒砂糖 】       
 
  ・黒砂糖とは、さとうきびの全成分をそのまま煮つめたものです。黒砂糖はさとうきびを切断・
 粉砕して、圧搾機にかけ、をろ過したあとの液を濃縮したのが黒砂糖です。
                         「沖縄県黒砂糖協同組合HPより転載」

 黒砂糖の大きな特徴は、ミネラルやビタミンを多く含むことです。砂糖きびの汁
 に含まれる天然の栄養分が、そのまま凝縮されています。天然の総合栄養剤
 ともいえる点が、現代の自然食ブームの中で黒砂糖の人気を高めているよう
 です。 一般に使われている白砂糖(上白)と黒砂糖の栄養を比較すると、ミネ
 ラル(無機質)、ビタミンの含有量の差が際立ちます。また、わずか1.7%です
 が黒砂糖にはタンパク質も含まれています。
  
ミネラルはカルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウムなどが含まれ、中でも
 カルシウムは100g中に240mgと多く、これは牛乳1本(200cc)中の量に匹敵
 する量です。もともと砂糖きびのしぼり汁にも含まれていますが、黒砂糖の製造
 過程で、酸を中和するために加える石灰により、さらに増加します。これは豆腐
 を作るとき、豆乳ににがりを加えて凝固させることで、豆乳のカルシウム含有量
 が多くなるのと同じです。

  カルシウムは歯や骨の土台となるもの。たくましく丈夫な体を作るうえで、成長
 期には特に必要であることは、多くの人が知っていますが、お年寄りにも欠かせ
 ない栄養成分であることは、意外と知られていません。年をとると骨が折れやす
 くなり、寝たきり老人の原因のひとつに大腿骨の骨折があげられているくらい
 です。特に女性の場合、60歳を過ぎるとホルモンの関係でカルシウムの代謝
 が悪くなり、骨に蓄積されるより、骨から溶け出す量のほうが多くなるといわれ
 ます。そのため骨がもろくなって、ちょっとしたことで骨折を起こしたり、また腰が
 曲がったりするのです。子どものおやつばかりでなく、お年寄りのお茶請けに
 も、黒砂糖をおすすめする理由です。さらに牛乳を組み合わせると、カルシウム
 の吸収率が高まる成分がプラスされて、いっそう効果をあげます。

  
カルシウムやカリウムは、体液をアルカリ性に保つうえでも重要な成分です。
 なお、日本食品分析センターの分析結果では、黒砂糖にはマグネシウムやマン

 ガン、銅、亜鉛などの体内での生理作用に有効な微量栄養素も含まれていま
 す。マグネシウムはリンやカルシウムとともに骨の代謝に必要ですし、胴は血液
 中のヘモグロピンの合成にも関係します。亜鉛は髪の毛の発育保持に必要で
 す。微量栄養素と呼ばれる成分は、こうして生物の生命維持になんらかの関係
 を持っています。わずかな量ではありますが、筋肉の弾性を保ったり、神経の
 刺激感受性を維持したり、ホルモンの合成や分泌を促すなど、スタミナや活力
 のある暮らしに重要な成分です。                      
                 
                           黒砂糖と他の甘味料との成分比較
 
                          「沖縄県黒砂糖協同組合HPより転載」
           
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