ヨーグルト    ヨーグルト選びは成分表示で

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ヨーグルトは体に良いといわれますが、どのように良いのか教えてください」
ヨーグルトのプロフィール
ヨーグルトは牛乳を原材料とし、乳酸菌で発酵させたもの。乳酸菌にはビフィズス菌、ブルガリア菌、サーモフィルス菌、アシドフィルス菌などがある。ヨーグルトの容器には「はっこう乳」と表記がしてあるが、これは厚生労働省が定めたヨーグルトの呼び名。無脂固形分の割合で発酵乳と乳酸菌飲料に分けられるが、ヨーグルトは無脂固形分8%以上であることが条件。
ヨーグルトには甘味料などが含まれていない「プレーン」、プレーンタイプをかき混ぜて滑らかにして甘味料やフルーツなどを混ぜた「ソフト」、ゼラチンや寒天でプレーンを固めた「ハード」、プレーンタイプをかき混ぜてジュース状にした「ドリンク」、アイスクリーム状にした「フローズン」の5つのタイプがある。
ヨーグルト
ヨーグルトの健康パワー 腸内環境を整える 便通改善
ヨーグルトに含まれる乳酸菌のはたらきで腸内の善玉菌が殖え、乳酸菌が作り出す乳酸が悪玉菌の増殖を抑えてくれる。また乳酸などの有機酸は腸を活発に動かして便通の改善に一役買ってくれる。年齢とともに腸が老化すると、ビフィズス菌などの善玉菌が減り、悪玉菌が増えることが知られているが、ヨーグルトを毎日食べることで腸内の環境の悪化を防ぐ効果があるといわれている。また、ヨーグルトに含まれる様々な乳酸菌には、腸の免疫細胞や腸や胃の細菌にはたらきかけ、免疫力を高めたりアレルギーや潰瘍を抑える効果があり、研究が進められている。
最近のヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌といった菌の名前だけではなく、株の名前も記載されている。それぞれの乳酸菌や株の特徴を知って、目的別に選んでみては?
ヨーグルトの主な乳酸菌と株
乳酸菌 ブルガリア菌・サーモフィルス菌 ふたつ一緒にはたらいておいしいヨーグルトを作る乳酸菌。腸内には定着しない
ビフィズス菌 大腸にすむ善玉菌。ビフィズス菌、ブレーベ菌、ロンガム菌などを含むビフィドバクテリウム属の通称
アシドフィルス菌・ガセリ菌 小腸に多くすむ乳酸菌。プロバイオティクス効果が高い
ロイテリ菌 母乳にも多く含まれる乳酸菌のため、赤ちゃんのお腹にも多い。抗生物質を作って免疫向上に寄与する
LGG アトピーや免疫を改善する効果があるとされる乳酸菌の株
LC1 生きたまま腸に届き、腸に付着しやすい乳酸菌の株
BE80 生きたまま腸に届き、腸に付着しやすいビフィズス菌の株
LG21 胃潰瘍の原因菌・ピロリ菌を減らす効果が高い乳酸菌(ガセリ菌)の株
引用文献「healthクリック」http://www2.health.ne.jp/library/5000/w5000303.html

ヨーグルト選びは成分表示で !

見出し 選ぶ基準は、トクホ+成分表示

トクホのマーク 健康ブームに乗って、各メーカーからいろいろな種類のヨーグルトが発売されている。あなたは何を基準に選んでいるだろうか?できるだけ毎日食べたい食品なだけに、おいしさや買いやすさも大切だが、健康のことを考え、ちゃんと判断したいもの。その基準のひとつとなるのが、左の特定保健用食品(トクホ)のマーク。「体の調子を整える」はたらきを強化した食品として、効果が実証され、パッケージ等への表示を厚生労働省に認可されている。
更に、他にも見て欲しいのが成分表示。そこには、あなたの希望にあわせたヨーグルト選びのヒントが書かれているのだ。


便秘の人に → 「寒天」入り
日本で最初に発売されて広まり、給食でよく食べたなつかしいハードヨーグルト。これには、寒天が入っている。そして、寒天は食物繊維のかたまり。便秘がヒドイ人には、特におススメだ。腸の有害物質や悪玉菌の死骸を、キレイに排泄しよう!

肌荒れの人に → 「無脂乳固形分」の%が高いもの
ヨーグルトは糖質、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなど、ほぼすべての栄養を含んでいる。この豊富な栄養から、乳脂肪分と水分をのぞいたものが「無脂乳固形分」。特に多いのが、たんぱく質ビタミンB群で、牛乳の約4倍にもなる。この2つから、健康でキレイな肌作りができる。つまり、無脂乳固形分の%が多いものほど、キレイな肌の材料となりやすいのだ。
プレーンヨーグルトフローズンヨーグルトなどが、おススメ!

たばこを吸う人・風邪にかかりやすい人に → 「果実」入りのもの
果実入りのヨーグルトを買うとき、ちょっと後ろめたいような気持ちになることがないだろうか?「ホントはプレーンの方が身体に良いのかもしれないけど…」なんて。しかし、果実入りのヨーグルトがたくさん売られているのには、ちゃんと理由がある。あらゆる栄養を備えたヨーグルトだが、ビタミンCだけは含まれていない。しかしビタミンCは、美容はもちろん、免疫力をアップさせるためには、とても大切。特にたばこを吸う人は、ビタミンCが破壊されるので積極的にとりたい。そこで、あえて果実入りのヨーグルトを選ぶこともアリ!

体脂肪が多い、高コレステロールの人に → 「乳脂肪分」の少ないもの
体脂肪が多い人、高コレステロールの人が気になるのが脂肪分。しかしヨーグルトには、血中コレステロールを下げる効果が期待できるので、ぜひ摂取したい。そこで「飲むヨーグルト」のドリンクヨーグルト。これは、ヨーグルトの中でも、脂肪分が少ないタイプだ。ちなみに、乳酸菌飲料などとの違いは、以下の通りになっている。脂肪を除いた栄養分(無脂乳固形分)や、乳酸菌の数で分かれている。

※そもそも牛乳と同等の無脂乳固形分(8.0%)を含むものをヨーグルトと呼ぶ


分類 無脂乳固形分 乳酸菌数または酵母数(1mlあたり)
発酵乳(ヨーグルト) 8.0%以上 1,000万以上
乳製品乳酸菌飲料 3.0%以上 1,000万以上
乳酸菌飲料 3.0%未満 100万以上
    
         引用文献「healthクリック」 http://www2.health.ne.jp/library/3000/w3000448.html
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