私たちが疲れたと感じた時には、体内に疲労物質である乳酸が蓄積されています。体はこの乳酸を分解してエネルギーに変え、疲労を回復しようとしますが、そのためにはクエン酸という物質が必要です。酢に含まれる酢酸は、体内でクエン酸に変わり、疲労のもとになる乳酸の分解を助けて、回復を助けるのです。
 このほか、
酢には血液をサラサラにして、動脈硬化を防ぐ作用や、血糖値の上昇を抑える作用、血液を安定させる作用などもあるといわれています。動脈硬化や血糖値、高血圧などは、いずれも心筋こうそくや脳こうそくなどを招く原因になります。
酢はこうした
病気を予防する強い味方でもあるというわけです。
 また、食欲のないときに酢をとれば、酸味が食欲を刺激し、消化吸収をよくします。
つまり酢は、夏に限らず、現代人が積極的にとりたい食材なのです。
酢のプロフィール
酢の主な成分は酢酸。他にグルコン酸、クエン酸などの各種有機酸が含まれている。食酢の起源は古く、古代からアルコールの副産物として製造され、主に薬用として使用されていた。酢の種類はアルコールとも深い関係があり、イタリア・スペイン・フランスなどのワイン生産国ではワインビネガー、イギリスではウイスキーモルトからモルトビネガーが作られる。また、アメリカではアップルビネガーが一般的。日本では米などの穀物や果汁から作られている。 酢 写真

酢の健康パワー 食欲増進 消化促進 殺菌効果 疲労回復
酢の物やマリネなどいわゆる前菜には、酢を使ったものが多いが、これは酢のきいた料理を最初に食べることで唾液がたくさん分泌されることや、酢の酸味が味覚や嗅覚を刺激し、脳の摂食中枢(食欲をコントロールしている所)にはたらきかけて食欲が増すためと考えられている。同時に胃液の分泌も盛んになり、消化吸収を助ける作用もある。また、酢には殺菌効果と細菌の増殖を抑える効果もあるのでまな板やスポンジなどの除菌に利用してみるのもいいだろう。さらに酢に含まれる「クエン酸」には疲労回復の効果も期待できる。人間の体にはクエン酸などを中心とする物質代謝の機能があり、たんぱく質・炭水化物・脂質が燃えてカロリーになる際に、クエン酸がはたらく。このクエン酸による物質代謝のサイクルが活発なほど脂肪や乳酸が分解され、エネルギーに変換されることがわかっている。
・クエン酸サイクルについて詳しくは:酸味の正体は「クエン酸」

 

引用文献「healthクリック」 http://www2.health.ne.jp/library/5000/w5000303.html

                  ■血液レオロジ−

食酢は赤血球の変形能力を活性化させ、血液をサラサラにして血流を良くし、

毛細血管まで十分に血液を流せる効果があり、冷え性、高血圧症の予防とい

った血液レオロジ−改善作用がある事が分り研究されています。
                
                            「だしの会HPより転載」
    
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